UKA事務局 
ごきげんよう 鶴賀なほのです。
「私には向いていないから、
辞めた方がいいんじゃないかと
思うんです」
彼女のその言葉を
今日の私はとても穏やかに
聞くことができました。
「何が向いていないと思うの？」
という私の問いに答えた
彼女が自分にないと思う才能は、
私から見たら
彼女が豊かに持っているものだし、
宿命表からもわかるもの。
ただ才能は持っているだけでは
勝手に花開くものではないから、
大切に育てる必要がある。
でもその作業が実は
しんどかったりすることも
多いと思うんです。
特に本当に芽が出るかわからず、
不安なときはなおさら。
私も不安になって
辞めたこと、止めたことが
たくさんあるから
彼女の気持ちがよくわかります。
理想に向かって走って、
思うように行かずに悩み、
また違う方向に走ってみる。
それも豊かなことだけど、
ただ今この瞬間を
一所懸命に生き、
湧き上がる感情を
味わい尽くし、
手放していくことより、
豊かなことは
あるのだろうか
と思うようになりました。
もっと言えば、
とてもシンプルに、
目の前のお仕事を
丁寧にこなし、
身の回りを整え、
草木にお水をあげ、
丁寧にごはんを作る。
それができて初めて、
誰かのお役に立てるような存在に
なれるのかもしれない。
やりたいことだけをやり、
嫌なことはやらない人生を
選ぼうとしてきたけれど、
いろいろ考え過ぎなくても、
今を大切に生きていたら、
ご縁に引き寄せられ、
不要なものは離れていくと
感じるようになりました。
まだまだ実験段階？だけど、
力を抜く勇気が
少しずつ持てるようになり、
生きやすくなってきたように
感じています。
なんてことを彼女にも
全力で伝えたくなるし、
伝えるのだけど、
その結果、
彼女が何を選び、
結果どうなるのかということに
固執しないように
と、肩に力が入ってしまう
まだまだ未熟者の私なのだけど…ね。
今日も、羽化できたかな♡