【コラム】言葉にできなかった想い:沈黙を破る瞬間(UKAプレジデント 鶴賀なほの)

ごきげんよう 鶴賀なほのです。

本当は言いたいことを
グッと飲み込むことありませんか?

上司や部下や、お客さま。

夫や子どもに、両親や義両親。
ママ友や近所の人。

気づいたら遠慮の塊で、
我慢することばかり…。

私は小さい頃から後先考えず
言いたいことは全て言う!
タイプだったのに、

そんな私でも
過去の苦い経験やしがらみから
言葉にするのをやめた想いが
とてもたくさんあります。

10代や20代のときに、
なんでも打ち明けていた
親友だと思っていた友人が、
私の話していたことを
言いふらしていたことや、

誰にも言えない深い悩みを
私に相談してきた人が、
しばらくすると私の悪口を
言っていたことがあり、

想いを伝えることも、
想いを伝えられることも、
怖くなってしまったのかもしれません

傷ついて痩せてしまう
私を見た両親からも、

なんでも人に話すものではないと
何度も怒られてきました。

だから私は少しずつ、
「本当の想いは伝わらない」
「想いを伝えても意味がない」 
と思うようになり、

本当の想いを飲み込むことを
覚えました。

そして
それこそが「処世術」で、

私も少しずつ
大人になっているんだと
思っていました。

でも、
「本当の想いは伝わらない」
「想いを伝えても意味がない」 
と、本当の想いを飲み込むことは、

相手にとっても自分にとっても
ハッピーなことなのでしょうか?

毎月お願いしている
「在り方」のセッションや
ご縁をいただいた講座を通じて、

今、
私が抱えているビジネス上の課題は、
相手に想いを分かち合えていないから
なのではないかと気づきました。

相手に本当の想いを伝えないのは、
相手が私の想いを受け止めてくれると
信じきれていないから。

想いを伝えることよりも
言わずに我慢することを選ぶのは、
自分の想いは伝える価値がないと
思っているから。

つまり、
相手のことを信頼せず、
私の価値も認めていないから
想いを分かち合わないのだと
気づきました。

そうではなくて、
自分の中の「美しい魂」から
相手の中の「美しい魂」へ
語りかける。

誰もが本来持っている

「美しい魂」の存在を信じてみる。

そうセッションで教えていただき、
実際に試してみました。

もちろん
どのタイミングで、
どのような言葉を使って
想いを伝えるかは重要だと思います。

また伝えた結果、
必ずしも伝わるとも限りません。

でもここで大切なのは、
自分の中にも相手の中にもある
「美しい魂」の存在を信じられたか、

思いやりと優しさをもって
伝えられたかだと思うんです。

相手に伝えて意味があるのか
疑わしく思う気持ちや、

本当に相手に伝わるか
わからない不安な気持ち。

そういった疑いや不安が
私たちの「美しい魂」を
覆ってしまっているから、

大人になった私たちは
本当の想いを伝えることを
やめてしまうのかもしれません。

私たちは
「想いを分かち合う」ことで、

わたしたちの「美しい魂」を
覆っている疑いや不安を拭い、

本来の輝きを取り戻す作業を
繰り返しているんじゃないか、

そんな風に感じています。

だから
伝わったらもちろん嬉しいけれど、

伝わるかどうかの前に、

「想いを分かち合う」こと自体に
大きな価値があるのだと思います。

最近、意を決して伝えた想い。

それが伝わったかどうかは
わからないけれど、

今できるベストを尽くした
私に対する信頼は高まりました。

そうやって、
少しずつ魂を磨いていこう。 

今日も、羽化しよ♡